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一隅を照らす。
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 久しぶりに、映画館に行きました。

 仕事系ですが。

 邦題は、「人生、ここにあり」
 原題は、SI PUO FARE やればできるさ です。

 以下、パンフレットより

 世界で初めて精神科病院をなくした国-イタリアで起こった実話を基に映画化!
 1978年、イタリアではバザリア法の制定によって、次々に精神病院が閉鎖されました。
 「自由こそ治療だ」という画期的な考え方から、それまで病院に閉じ込められ、人としての扱いを受けていなかった患者たちを、一般社会で生活させるため地域に戻したのです。(中略)
 これまでイタリアでも語られることの少なかった実話を、思慮深く細やかな感性でコメディ仕立てに繰り上げられたこの物語は、何の偏見も持たず、時に深い悲しみを誘い、また時にすべてを軽やかな笑いに包み込みます。まさに、人間賛歌エンターテインメントといえる本作は、イタリア本国でで40万人を超える動員で異例の大ヒットとなり、54週という超ロングランを記録!社会現象になるほど人々の関心を集めたのです。(後略)


 いろいろ問題もないことはないと思いますが
 精神科入院病床が、今やゼロであるイタリアと
 35万床に33万人が入院している、世界でも断トツトップの収容型治療を続ける日本
 1900年初めに、「この病を受けたる他に、この国に生まれたる不幸を重ぬることというべし」
 と言われた
 日本の精神障害者の不幸は、100年たってもまだ続いているんです。

 障害者総合福祉法の案を聞きましたが、日本はなかなか変われない
 あちこちの顔色を窺って、制度は複雑怪奇になるばかり。

 痛みを伴って、一刀両断したバザリア法
 天才を次々排出して、「誰もがちょっとオカシイ」と違いを受け入れられる風土
 
 俳優さんたちの、すごい演技力!
 とかく誇張されがちな、患者としての演技があまりに忠実
 
 2週間しか公開がなかったのですが
 予告編を見るだけでも楽しいですよ。

 http://jinsei-koko.com/

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