ほぼ初めての韓流

　私はあまり、『韓流』が好きじゃない。
　特に、k-popの男性グループは、気持ち悪いので
　思わずチャンネルを変えてしまうくらいで、す～

　根底には偏見があるのかもねえ。
　
　あの、日本語をしゃべってるときの「みなさんだいしゅきでしゅ」とか「ありがとごじゃいました」
　も、なんだか嫌いで。
　異様に肌が白くてつるつるで、不自然な金髪で、似たような顔して気持ち悪い。

　そんな私が、半年以上見続けた、ＢＳドラマ「トンイ」が、あと５話くらいで終わります。
　去年「イサン」も少し見てたけど、こんなにがっつりみたのは初めて。

　今日は、主人公トンイの最大の敵？ヒビンがとうとう死にました。
　トンイのことは、あまり詳しくわかっていないそうですが
　ヒビンは、韓国三大悪女と言われる側室だそうで

　演じていた女優さんが、私の友人に似ていたこともあって
　なんとなく、トンイより親近感を持ってみてましたが
　まあ、美しい
　そして悪い。
　プライドが高く、最期まで傲慢でしたが。
　「王様を心からお慕いしたゆえでした」と、最期は、これまでの悪事をすべて美化し、かつ人のせいにして死んでゆきました。

　
　王様のスクチョンも、振り回された挙句に
　なんとなく、「自分が悪かったのかな・・・」って気になるくらい
　人格障害に利用されそうな、優しい王様ですから。
　ヒビンは、現代ならば、自己愛性人格障害。

　全６０話のうち、3分の２くらいが、ヒビンとの争いであったトンイ（いや、ヒビンが一方的に攻撃していたのだけど）
　すっかり毒気が抜けたと思いきや
　次の王妃がまた強烈みたいで・・・もういいじゃん、あと何回かなのに、まだもめるの？
　今日が最終回でもよかったんじゃね？と思うような
　そんな嫌な感じの回でした。

　それにしても
　美しかったな。美しく、誇り高く、信念のある、強くて怖い女性でした
　韓国の女優が、一度は演じてみたい役らしい。

　
　
　毎週日曜の夜に、わなわなとふるえるヒビンを観られないのが、残念です。