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一隅を照らす。
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 今年観て来た、舞台やコンサートなどの感想を書いておきたいと思います。

 今年最初に見たのは、狂言の現在06という舞台。(平成18年1月)

 狂言を観るのは初めて。

 昨年、歌舞伎や落語などに触れて(地方ではなかなか難しいのですが、東京などにでかけて)それで、狂言にも初挑戦というわけです。

 狂言の普及公演ということもあるでしょうが、内容はわかりやすくて
 
 最初に、野村萬斎さんが、40分ほど、今からやる演目の解説をしてくれます。

 黒の羽織袴で、パンフレットの用語解説をしながら、大幅の筋を説明してくれるわけです。

 普及公演としては、この地方でももう5回以上??行っているらしく

 だんだんと、難しい演目にはなってるということです。

 1000席ほどあるホールは2階まで満席。

 まあ、95%は女性。これは予測の範囲内。しかし、30代とか比較的若い女性が多いのにびっくり。

 子供さん連れの方もいらっしゃいます。

 にほんごであそぼ。の影響力、もしくは懐かしの「エイスケさん」効果?

 私の席は、7列目くらいやや端よりでしたが、舞台をみるにはいい席です。

 キャラどおりの飄々とした役どころ。

 しかし気になった点アリ。

 まず、演目の間中、客電がついたまま・・・なぜ?別にいいんですけど
 
 そして、衣装はすべて時代を反映したものなのに

 髪は、そのまんまなの。だれもカツラや髷を結ってない。自分のヘアスタイルのまんまです。
 
 ちょっと違和感があります。軽くパーマとかかかってるし。

 そして、ノーメイク(もしくは、ノーメイク風)歌舞伎のような白塗りではありません。

 なぜ?なぜ?なぜ?

 いいんだけど、詳しくないからさ。

 そして、キャラどおり萬斎さんは、クールで飄々。

 相手役の人(ごめんなさい、忘れてしまったの・・・)はアツいカンジのひとで

 せりふを言うたびに、唾がバンバン飛んでました。

 萬斎さん、平気なんかなあ~~~。かなり顔にかかってた気するけど。

 そんなこんなで、ストーリーというより、疑問ばかりが印象に残った舞台でした。

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