高野山で食べたスイーツについて
初日
恵光院さんのお向かいにある「平野清淑庵」さんのソフトクリーム(山椒トッピングあり)
たいへん暑かったので、ソフトクリームが食べたいだけだった私たちが偶然に利用したのですが
後乗せトッピングの山椒がとてもおいしくて、それ自体でも十分濃厚でおいしいソフトクリームにピッタリ。なんだこの味変のレベルの高さ、すごいな~と思っていたら
そのお店は、できたばかりの山椒の専門店で
おしゃれな店内には山椒や七味がおしゃれボトル入りで並んでいて
もっと映えそうな山椒スイーツ?もあり、人気店だったみたいです。
次に、平野清淑庵さんの隣にある、「上きしや」さんの焼きもち
中に黒餡の入ったお饅頭を、焼いた感じの、そぼくな感じですが、ハマるおいしさです。
焼きたてあったかはもちろんですが、時間がたって冷えても柔らかく、全然おいしい。
後で調べてみると、創業300年の老舗焼きもち屋、やはり有名店さんだったようです。
また、焼き栗を購入しましたが、国産の小つぶな栗の素朴で甘さが少なく、少し物足りなさも??恵光院のお茶請けとして出てきた「みろく石」これも、高野山定番のお菓子らしいです。少し硬め、小さめのひよこ饅頭といった感じ。
二日目
大門から徒歩で宝物殿に向かう途中にある、「角濵こまどうふ総本舗」さんの豆乳ソフトクリーム、豆乳のくせが少ない、さわやかでさっぱりとした、滑らかなソフトクリーム
暑さの残る秋晴れの日にぴったりです。
有名なごまどうふ店だけあって、店内も大勢のお客さん、持ち帰り用ごまどうふも購入しました。
帰る直前に立ち寄った、恵光院さん近くの「光海珈琲」さんのたまごコーヒー
高野山で育った希少な金剛卵の黄身が、ホットコーヒーの中に入っているという代物(!)で
なかなか、度肝を抜かれます。
オーナーさんのおっしゃったとおり、ホットコーヒーの味がまろやかになります
が、最後の一口がとっても生卵なので、好みは分かれると思います。
ブラックコーヒーの中から卵の黄身をすくってパシャリ。
フォトジェニックです。
帰りの特急の中でいただきました「かるかや餅」購入店は残念ながら覚えていません。
これも高野山の昔ながらのお菓子のようです。
かるかや餅はトレイに入っています。
餡の入った柔らかーいお餅の中に、きなこがふんだんにかかっているのを、爪楊枝で食べます。とてもおいしいですが、不器用な私には、きなこを散らかさずにたべることができないので、食べる場所は要注意です。
一つだけでしたがもう少し買っておけばよかったです。
ほかにも食べたかもしれませんが、最後に甘味をまとめてみました。
と、いうわけで
高野山二日目は(も?)快晴、暑くなりそう。
宿坊に大きな荷物を預かってもらい、午前9時にチェックアウト
バスに乗って千手院橋へ
徒歩で高野山観光情報センター、
前日も購入した「聖地高野山プレミアム付き商品券」を2冊購入
土曜の朝イチだったせいか、前日と比べて長蛇の列!!商品券は飛ぶように売れているのでした。
商品券をゲットし、ニンマリした顔で近くの「こうやくん」の石像と記念写真
徒歩で、金剛峯寺へ
歴史の教科書で「高野山金剛峰寺」と覚えるので、高野山には金剛峯寺しかないかと思っていたんだけど
そもそも高野山という山はなく、空海が山間の盆地?に作った仏教都市のことを「高野山」と呼んでいるみたいです。で、一山の総称が「金剛峯寺」だったようですが
その中の「青厳寺」を、明治に「金剛峯寺」と呼ぶようになったとか
・・・ん?
やっぱり、高野山は金剛峯寺という解釈でいいのかな。
しかし今は、大枠として
空海が入場の地として選んだ霊場としての「奥之院」、高野山真言宗総本山としての「金剛峯寺」、修行の場である「壇上伽藍」と、大きく3つのエリアに分かれている・・・ように見えます。
金剛峯寺は、書院造の日本間が多いことが印象的、天皇、上皇のための応接間などあり
お寺という感じでもありません。
豊臣秀吉の甥、秀次が蟄居の上自刃した「柳の間」があります。大河ドラマなどで何度か見たシーンです。
秀次も、養子になって関白にまでなったんだよね。
あれだけ側室がいても子をなさなかった秀吉と、茶々との間に男の子が生まれると、急に邪魔者に。高野山に送られる→死にに行くということだったんでしょうかね。
金剛峯寺から徒歩で、壇上伽藍へ
快晴の青空をバックに根本大塔が美しいです。ザ・高野山といった雰囲気で、テンション爆上がりです。.
御朱印をいただき、金堂(本尊 薬師如来像)、六角経堂、三鈷の松を回って、根本大塔へ
根本大塔は、中央に胎蔵大日如来、四方に金剛界四仏、周囲16本の柱に、十六大菩薩が描かれていて、立体曼荼羅を構成しています。
鮮やか~~~、大日如来様はピッカピカ、柱は鮮やかな朱色
ちょっと前に、「世界遺産」で見たとおりだわ。(最近は何見てもテレビのほうがきれいだけど)
普段は渋い(例えば、新薬師寺のような)空間が好みですが
本当に、高野山に来たなあと思わせる空間です。
ご利益がありますように・・・
金堂前バス停からバスに乗り、大門へ
大門は、高野山の楼門で、両脇に金剛力士像が安置されています。
大門から歩いてすぐ「食堂 つくも」へ
ちょうどお昼時になってしまったこともあり、入れるまで30分
10月とは思えない厳しい日差しにじりじりと焼かれながらまち
釜めし定食をいただきました。
その後、徒歩で高野山霊宝館へ
拝観料がやや高い(大人1300円)な~と思いましたが
仏像の展示のバリエーションは素晴らしく、運慶作、快慶作ざっくざく。
もしかしたら、現在「高野山霊宝館開館100周年記念大宝蔵展 高野山の名宝」をやっているから、展示が豪華なのかもしれませんが
もっと元気だったら、何時間も滞在したことでしょう。
さて、霊宝館に入るまでは快晴だった高野山も
予定どおり曇ってきました。夕方から雨らしい。
高野山巡りも最終版、お土産を物色しながら宿坊に戻り
荷物を取って、バスで高野山駅へ。
鹿児島に帰るのに、すでに17時前です。
帰りはケーブルカー後「特急こうや」で、一気に難波駅に
ほとんどの間眠っていたことは言うまでもありません。
難波駅周辺でたこ焼きを食べ
大急ぎで移動して、新大阪駅、鹿児島中央駅に到着したのは23時半ごろだったのでした。
6:30
恵光院本堂で朝の勤行、三人のお坊さん(恵光院のお坊さんは、皆さんお若いような)の読経の声が響き、迫力があって荘厳な雰囲気。参列者(宿泊客)は順番に焼香をしていきます。
7:00
毘沙門堂に移動し、護摩祈祷に参加
前日に祈願内容を記入した護摩木を、念仏と共に焚いてくださいます。太鼓の音が響き渡り、護摩焚きの炎が天井近くまで上がり、その煙がお堂の天井を這って、徐々に壁から私たちの近くへやってきます。
宿坊にお泊りしている醍醐味ですね。
今日もいい天気になりそうです。
7:40頃 朝食 (当たり前ですが)二食続けての精進料理です。ごはんがもう少しあるとうれしい。
その後は、朝のすがすがしい光の中、チェックアウトの準備をしつつ
前日記入した写経の用紙を寺務所にお納めして
御朱印をいただいて
コーヒーをいただいて
8:50頃 お支払いをしてチェックアウト
恵光院は、豊富な修行体験からとても人気のある宿坊のようです。(コロナ前であれば、予約が取れなかったかも)
予約してから気が付きましたが、るるぶにも大きく記載のある宿坊でした。
前述したように、庭を望む旅館のようなお部屋でしたし
夕食・朝食共にお部屋食
お布団の上げ下げ、お膳の上げ下げは若いお坊さんがしてくださいます。
夕食の際にアルコールも注文でき(しなかったけど)
門限もないそうです(検討したほかの宿坊は、19時門限だった。)
いただける御朱印は3種類
明智光秀の慰霊塔を管理していることもあり、昨年の大河ドラマに併せ、明智光秀の御朱印と、御朱印帳も作られていました。
お坊さんが来ているTシャツ(かっこいい)も、販売しています。
また、寺務所近くの共有スペースで、無料のコーヒーが飲めるのもうれしいです。
チェックイン前、チェックイン後も、荷物を預かってくださるのも、ありがたい配慮でした。
高野山に宿泊するのが全く初めての私には、信仰とビジネスのバランスがいいと感じます。
次はもっと、厳しい(?)宿坊に泊まって
修行度を上げるのもいいかもしれません。
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てげてげゆるゆるによろしゅう。
以前のブログでははにわと名乗っておりました。
短期間でかなりの美白&成長に成功した様子。