忍者ブログ
一隅を照らす。
[999]  [998]  [997]  [996]  [995]  [994]  [993]  [992]  [991]  [990]  [989
『銀のロマンティック、、、わはは』
という、川原泉の漫画をご存知、の人はあまりいないと思う。
中学生のとき、川原泉の漫画が好きで
ほとんど全部持ってた。
少女マンガの割には絵が下手で
文字が多くて、恋愛要素の薄い、
比較的短編の漫画を描く人。

代表作は、笑う大天使(ミカエル)かな
ドラマ化されてた。上野樹里ちゃんが若い頃。
見なかった、中身変わってるみたいだったから。

で、その銀ロマなんですが
主人公は、天才バレリーナの父を持つ、身体的才能はあるけどがさつ?で情緒に欠ける女子高生
もうひとり、スピードスケートで世界をとる目前、怪我で競技を続けられなくなった、黄金の太ももと呼ばれていた男性

が、偶然スケートリンクで出会い
フィギュアのコーチに見染められ、
ペアとして世界を目指す。

日本はペアの不毛地帯と言われるほど層が薄く
あっという間に日本一(設定では、ペアが国内に2組しかおらず、唯一のライバルが受験で大会に出ず不戦勝)

結成数ヶ月で世界大会に出ることになったけど、世界の壁は異様に厚く
2人とも表現力に欠けるタイプなので恋愛、情愛は全く表現できない。
2人は世界で戦うため、4回転ルッツを飛ぶことを目指す

というストーリー。

この作品が描かれたのは、おそらく1980年代である
採点は、技術点と芸術点が6.0の時代
男子でも4回転を公式戦で決めた人はいなかった。
そんな中、ペアで、クワドラブルルッツを練習する少女マンガ、、、

この先見の明。である。

今日、りくりゅうペアの、フィギュアのフリーを見て
涙がじわる感動でした。
2022年
ペアでクワドラブルを飛ぶペアはまだいなかったけど、シングルではクワドラブルが主流になり、不毛地帯から日本人が世界で戦えてる日が来たなぁ。

銀ロマ、また読みたいな。
何度も読み返した。
川原泉の漫画でいろんなことを知った。
フィギュアを好きになったのも、そこからだ。

拍手[2回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
カレンダー
02 2025/03 04
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
フリーエリア
最新コメント
[04/09 Michaelkego]
[02/04 シロクマ]
[02/03 はるか]
[02/03 はるか]
[11/20 シロクマ]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
シロクマ
性別:
女性
職業:
はたらいてます
趣味:
あさくせまく
自己紹介:
南国かごしまではたらくシロクマです。
てげてげゆるゆるによろしゅう。
以前のブログでははにわと名乗っておりました。
短期間でかなりの美白&成長に成功した様子。
ブログ内検索
アクセス解析
忍者アナライズ
忍者ブログ [PR]