中学生の時大好きだったマンガ。
笑いが止まらなくなるので、授業中には読めなかった。
ちなみに、持っていたほとんどのマンガを25歳くらいまでに売り払ってしまった。
久々の、マンガ購入。
ぼのぼの、単行本サイズ、コミック2冊分が掲載されて700円×2巻
だいぶ小さくなっているので、読みづらいところがあるけど
14歳の感性で面白かったのに、まだ面白いなあ。そして懐かしい。
今となっても、ぼのぼのはどうやってもラッコっぽくないよな。色も形も。
いい大人になって読んでみると
ぼのぼのが悩む、些細なことにも
ほかのキャラが示す、生きるヒントにも
いじめっ子の中にあるやさしさも
いじめられっ子の中にある強さや恨み?みたいなものも
14歳のころよりずっと、考えさせられる。
もともとは、大人(男性)向けのマンガだもんね。
当時、持っていたマンガで、『papa told me』っていう、どちらかというと、大人の女性向けのものがあって
小学校高学年の、ちせちゃんの目線で書かれている。
カッコイイ小説家のお父さんと、既婚だった病弱なお母さんとの大恋愛(略奪愛)の末にできた子
お母さんは、小さいころ亡くなってしまい、ちせちゃんの記憶にはほとんどないが、父子家庭でまっすぐかつ、大人びた子として育っている。わけだ。
その子や、周りの人間関係が切なく、優しく描かれているのです。主にマイノリティの目線で。
「お母さんといっしょ。って番組はあるのに、お父さんといっしょ。がないの。おじいちゃん、おばあちゃんといっしょや、一人でいるよ。があってもでもいいじゃない?」みたいなことを言う。
ちせちゃんとお父さんは愛情あふれる関係で、お父さんは死んだお母さんのことも忘れずに愛し続けているから、十分幸せなのだが、周りからは理解されない。
何か、子ども同士でもめ事があると、母親がいないからと責められたり、父親が、定職?に就いていないからと言われたり、または必要以上に不憫に思われたり、同情されたりする。
1話完結型なので、全くの第三者や、お父さんの妹とか、編集者の女性が主人公となる回もある。
お父さんの妹も編集の女性も、きちんとした仕事はするけど、恋愛や結婚に結びつかない人。 年金や税金を払っていても、結婚していないと責められ、職場からもだんだん煙たがられる女性。理想が高いわけではないし、結婚もしないといけないとは思ってる
でも、心の底から好きになれる人がいないので難しい。
日々の生活の中に、幸せや譲れないものもあるのだけれど、周りには理解されない。
そんなソフト・マイノリティ(造語)の幸せの形と、まっとうな人たちの、まっとうな考えの怖さが、切なく、優しく、描かれているマンガでした。
20数巻まで持ってたけど、今、手元には1冊もない。
そして近年、『お父さんといっしょ』って番組ができていますね。週1回。
時代は変わってきています。
ちなみに、年相応?なマンガも読んでいましたよ。(笑)
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てげてげゆるゆるによろしゅう。
以前のブログでははにわと名乗っておりました。
短期間でかなりの美白&成長に成功した様子。