入院のすべての期間を通じて、制限食でした。
私の場合は、一日タンパク質50グラム(身長で決まるようです)、塩分指示7グラム、1800キロカロリーでした。
状態によってこれに、カリウム制限や水分制限などが加わっている方もいました。
腎臓病は、腎臓の負担をなるだけ軽くする食事をすることが、薬物などの治療と同じくらい重視されています。だから、入院中にかかわらず、今後も食事に気をつける必要があります。
腎生検、扁摘の入院期間は、制限食であっても、間食や飲み物などに大きな制限はなく、『せっかくの制限食を台無しにしない程度の間食ならばOK』でしたが
ステロイド治療期間は、ステロイドの影響での血糖を正しく測定するために、食間にカロリーのあるものを摂ることは一切禁止。だから、水、お茶、無糖の紅茶、ブラックコーヒーだけでした。
これはけっこうプレッシャーでした。
ステロイド治療中は薬の影響で、結構おなかが空きます
ステロイド開始までは、病院の食事を完食したことはなかったけど、マズイし、薄いし。
たんぱく質が少ない(鶏肉だったら、一食につき、からあげ1個より小さいくらい)分、エネルギーを上げるため、ご飯だけが異様に多い・・・一般人にはきっとバランスの悪い食事です。
そんな、マズイごはんを、毎食完食できるようになります。
しかも、ややおいしく感じるくらい、ステロイド君がおなかを空かせてくれるんですねえ・・・
同じような食事を摂っている、同室の腎生検まちの正直なおばちゃんが「こんなエサ、食べられないわよ!」と毎日切れていましたが・・・・
私たちの命をつなぐ食事ではあるので『エサはないよな~~』と思いながらも
ステロイドを飲むようになったら、食べるようになるかもな。と思ってましたむふ
最後の10日間くらいは、4人部屋の全員が腎臓疾患だったので、みんな同じような食事だったんです。
ちなみに、そうであっても、この23日間で、体重は4キロ落ちました。
毎食、完食してるのに
おそらく、摂取たんぱく質が少ないことと、入院で運動量が落ちることで筋肉がどんどんなくなってのこと
最初は嬉しいけど、体型的には、頼りないうすっぺらいカラダになるので、そんなにいいことではないです。
食事指導も受けましたが、今後も治療の効果が現れて、尿中のタンパク量が減るまでは、低タンパク、適正カロリーという、ダイエットに逆行したような食生活を送らねばならずご飯、野菜、果物、油、砂糖を多くとって、塩分とタンパクを少ない食事をしないといけない。
栄養士さんに「焼肉だったら、何枚ですか?」と聞いたら
「う~ん、2~3枚ですね」という、肉食の私には、最後通告のよーな
しかし、ストレスが溜まってバカ食いしてもいけないので
一月に一回とか、ごほうびの日を作ったり、夜外食する日は、前後の朝、昼でたんぱく質を極力とらないでおくとかして、食べていいですよって。
本当にたいせつなのは、入院中ではなくて、退院してからあと、どんな生活を送るかっていうこと
その現実をひしひしと感じるにつれて、とても気分が落ち込んでしまったのを覚えています。
まあ、でも、やれる範囲でやるしかないんすけど。
02 | 2025/03 | 04 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 | 31 |
てげてげゆるゆるによろしゅう。
以前のブログでははにわと名乗っておりました。
短期間でかなりの美白&成長に成功した様子。