1日目を投稿してからだいぶ時間がたってしまいましたが、2日目の様子を少し。
●椿光寺(しゅんこうじ)
大きなお大師様が出迎えてくださいます。
お大師様の足元には、霊水が湧き出ていて、おいしいです。
中には、薬師如来と、弘法大師の像
そして、気のイイ?ご住職様が、六郷満山のことや、比叡山での集会?の様子、京都で修業中の息子さんのこと、など、とびきりの笑顔でお話ししてくれました。
奥様も、本当に人のよさそうな方で、お茶を出してくださって、遠くから来た私たちを気遣ってか、帰りにはジュースを持たせてくださいました。
ちなみに、この界隈の『椿』がつくお寺さん同士には確執が存在するらしいのが分かったので、とりあえず、一番手前のこちらだけを拝観させてもらいました。
なんだかよく分かりませんが、大変ですね。
●黒土不動尊 無動寺
こちらのすごいところは、何と言っても・・・・
拝観料が無料で、しかも本堂のお仏像の、写真が取り放題ってことでした。
平安期の仏像16体(県の重要文化財)
ちゃんとお茶を持ってきた女性に確認しました(拝観料も取らないのに、お茶と『ザビエル』(大分県のお菓子)も出してくれた。拝観記念の手ぬぐいまでいただいた・・・申し訳ないので、書籍を購入しましたが、親切すぎです。
薬師如来と十二神将像
写真もたくさん撮りましたが、ゆっくりと畳に座って、疲れも休めながらお姿を拝見させてもらいました。すごいです。京都とかではありえませんね。
本堂脇のお地蔵さんたち。裏手には十六羅漢像などの石像がたくさんあるそうです。
●真木大堂
入口からはそのすごさを想像することはできませんでした。
おそらく、この九体の仏像(国の重要文化財)たちを保護、展示する目的で作られたであろう、新しい本堂は全面ガラス張り。もちろん撮影不可(>_<) 当たり前なんですけどね。
とにかく、すべての仏像は大きい。そして平安期くらいの作で古い。圧倒的な存在感
左から、大威徳明王像、上の写真ものです。六面六ぴ六足で水牛にまたがっている・・・火焔光背を背負い、堂々とした水牛の存在感!!!
大威徳明王像の中では大きさ日本一なんだそうです。
中央に、重厚な雰囲気の阿弥陀如来坐像で、周囲には、四天王立像、邪鬼を踏むポージングも決まっています。
右手に、不動明王と二童子象
この不動明王も、木造不動としては大きさ日本一、初めて見ました(気づいた?)が、火焔光背が、迦楼羅焔(炎が、不動明王の頭上で迦楼羅になっている)というもので
不動明王の体を、ぐるりと取り囲むような印象的な火焔。中の不動明王が経年劣化しているのも相まって、なんだか、憤怒の炎に焼き尽くされているかのような・・・
あああ・・・画像がないので伝えきれませんが、こりゃ、すげえインパクトなのです。
あんな、あっさりした外観からは、想像することもできないくらいの真木大堂。また行きたい~~
帰りには、境内の鐘をゴーンとつかせてもらいましたよ。
さて、興奮冷めやらぬ国東半島から、そろそろ帰らねばならない時間が迫り、最後はちょっと変わったところへ
●地獄極楽(桂昌寺跡)
室町時代に開基されたが、江戸時代には廃墟となっていた。江戸時代の中期に午道法印という僧侶が呼びかけて、村人が本堂を再建、裏の岩山に約70メートルの洞窟を掘って、人々に教えを説くために地獄と極楽を再現したとか。
中は薄暗く、裸電球で照らされていて、壁は湿っていて天井が低くて頭を打ちそう。地獄の閻魔様の石像から、出口には阿弥陀様まで。カッパドキアにある、カイマクル地下都市に似ています(笑)あそこは乾燥してるけど
チャレンジしたい人は、くさりを伝って、極楽?まで行ける垂直に続く穴がある。20代くらいまでのスリムな男子なら、チャレンジしてもいいかもしれません。ムリは禁物です。昔の人の作ったものなので、安全面は考慮されていないと思われます。
私はここで蚊にいくつか刺されて、帰りの高速でしばらく大変なことに。
そんなエキサイティングな国東半島。アップするまでには相当時間をかけてしまいましたが、とても楽しかった。
たくさん調べて連れて行ってくれてありがとう。感謝しています。
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てげてげゆるゆるによろしゅう。
以前のブログでははにわと名乗っておりました。
短期間でかなりの美白&成長に成功した様子。