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一隅を照らす。
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 アクセス解析をみていると、バラクルードというワードで検索されたりしているかたが今までもコンスタントにいらっしゃいました。
 それで、今日もその関連で見ている人が多いな、と思っていたら
 他の方のブログで「バラクルードの記事を載せている」ブログとして、シロクマ日記が紹介してありまして。
 以前も別のHPで紹介されたことがあったのですが、その時も思ったことなのでこの辺で書いておきたいと思います。

 バラクルードの情報で検索されている方へ。

 シロクマのブログの記事が、あまり参考にならないかもしれないので、注意してください。
 シロクマは、バラクルードをステロイド系薬物の影響から、B型肝炎が悪くならないための予防として飲んでいる、例外的なケースです。なので、そういう服用の仕方もある、程度に思って欲しいというのが本音です。

 HBVは10年ほど前に増悪して、当時の治療をして、セロコンバーションしています
 なので、現在は無症候性キャリアにもどっている、にもかかわらずバラクルードを服用しているという状態なんです。

 あと、副作用は感じません。ステロイドの副作用が強烈過ぎたせいか?もしれませんが
 さんかくおむすびスタイルの、高価なニクイ奴です^^

 なので、あくまでブログ上ではIgA腎症の治療の過程で使っているということで
 記事を分けてはいませんでした。その旨了解して、参考にされるのであればつかってください。



 以下、興味がありましたらお読みください。治療の経緯などです。
 用語について、間違った使い方をしているかもしれません。もう忘れてしまったことも多いので先にあやまっておきます。
 
 シロクマは、母子感染のHBVキャリアとして生まれています。
 そのころは、誕生時のスクリーニングとかがなかった時代でです。
 姉が感染していないところをみると、姉と私が生まれるまでの間に、母親が無症候性キャリアから、発症していたのかもしれません。

 16歳の時、私の献血で血が使ってもらえないことで、母親ははじめて自分がHBVであることに気がつきます。私にはまた何も知らされていませんでした。

 23歳の時、職場の検診で要精密検査となり、医師から、ウイルスが活発な状態であることが告げられます
 その時に「この病気では、結婚とか断られたってしかたないくらいですよ」と言われたことを今でも覚えています。その時の肝機能は、gpt 100オーバーくらいだったのを覚えています。
 その時の治療はほとんどすることがない状態で、定期の採血と、ウルソだけを飲んでいました。

 気持ちの優しい恋人がいて、一緒にネットなどで病気のことを調べてくれました。
 血液や体液を媒介して感染する可能性があること、母子感染はワクチンで防げることなど
 まるで自分自信が強烈な毒をもつ恐ろしい人間のようで
 キスをするのもためらわれた日もあったことを覚えています。

 24歳の時、肝機能が急性に増悪します。
 検査を受けた日のGPTが500オーバー(前月は100くらい)
 3日後に来院した日は800オーバーしていました
 「自分で運転してきた」と医者に言ったら、信じられない、といわれたことを覚えています。
 即、入院となりました。
 一週間して、GPTは1000オーバーしました。入院してるから良くなるかと思ったら
 強ミノ(肝臓を庇護する薬)も使わず、様子をみられていたらしいので悪くなりました。

 1ヶ月して、毎日の強ミノのおかげで、肝機能はすっかりと落ち着きました。
 急性増悪後はインターフェロンが効きやすいとのことで
 10日ほどの自宅療養の後、当時のインターフェロンのαだかβだか
 筋肉注射を28日間投与して、保険適用で40万円くらいの医療費だったと思います。
 最初の一週間くらいは40度近い高熱が副作用としてでましたが、後はなれました。

 28日間終了後はすぐに退院し、仕事に戻り
 約半年後には、e抗体ができたと知らされ、セロコンバーションして
 とりあえず、安心。といったところでした。

 32歳の年に今度はIgA腎症であると診断され、ステロイド治療を開始しました
 ステロイドが体内からへって行く過程で、これまでおとなしくしていたウイルスが活発化する可能性があるということで
 なんだか、医者同士、もめた末に、予防としてバラクルードを飲み始めて、現在1年
 あと1ヶ月でステロイドから卒業し
 それから1年近くかけて、バラクルードからも卒業して、
 HBVのことは、25~32までのころと同じように、なんともない状態にもどす予定です。

 通常、バラクルードを飲んでいる人は、無症候性ではないと思うし
 私は、今後バラクルードを減らしていく過程もブログに書いていきますから
 あくまで、これはシロクマのケースとして考えて欲しいです。

 私のバラクルードの導入についても、医者同士だいぶ議論がありました。
 必要ないという医者もいましたし
 実際、新薬として数年にわたっての累積されたデータが少ない中で
 どうしても必要に迫られていない薬を飲ませることがはたしてよかったのかどうか。
 でも、悪くなってからでは遅い。

 そんななか、大人の事情。つまりは、医者同士の上下関係やら圧力の中で
 私のバラクルード服用は決まったような気がします。
 それは余談か

 B型肝炎で苦しむたくさんの人も
 IgA腎症で苦しむたくさんの人も 
 どっちもひきあてちゃった運の悪い?私もいますんで、まあ一緒にがんばりましょう。

 以上の記事を書くために、たくさんの過去のことを思い出しました。
 あんまりいいもんじゃないね。
 だからみなさん、あんまり、ブログの情報だけじゃだめですからね。ちゃんと調べてってこと。
 

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はせまなさんへ
はせまなさん、はじめまして。
リンク、そのままでかまわないですよ。

はせまなさんも2つ病気を抱えて、がんばっていらっしゃるんですね。
解析ページから、昨日の記事しかみていないので、あまり事情もわかっていませんでした。

はせまなさんのリンクだけでなくて、これまで、バラクルードでの検索が多かったにもかかわらず、私が肝炎のことをほとんど書いてこなかったので、バラクルードで情報が欲しいかたにあまり参考になっていないんだろうな、と思っていたから、いつか書こうと思っていたことなんです。

今までの記事ではこういう状況で使っているっていうことが、わからなかったと思います。

ですので、いい機会をいただきました。はせまなさんのブログも今度ちゃんとよませてもらいますね。

お互いにがんばりましょう。それでは。

シロクマ 2008/02/21(Thu)17:40:12 編集
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以前のブログでははにわと名乗っておりました。
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