24時間テレビ

24時間テレビやってた。
夏休みが終わりますね。（学生さんの）

しょうもない、と思うこともあるけど、最後の数時間はやっぱり見ちゃうな。

小さいころ、24時間テレビでの恵まれない子供たち、は主に、アフリカの子供たちで、飢餓でガリガリに痩せて、腹水でポッコリしたお腹、大きな黒い目に、ハエがたかっていて、、、
それはそれで、なかなかインパクトのある、遠い国のおはなしだった。
日本人は、かわいそうなアフリカの子を一段高いところから支援する、そんな番組だった。

いつの間にか、支援の対象は国内の、身体障害者にメインが移ってた。遠い国の話ではなくなったこともあって、かえって議論？にもなったのか。
感動ポルノ、とか、障がい者はがんばらなければ評価されないのか、とか、知的や精神障害みたいに、分かりやすくない障害との差別とか。
恵まれた障害者より、恵まれてない環境の人がたくさんいるのに、とか、なんだか日本人同士のマウントの取り合いになっていて不思議。

マラソンは必要ないと毎年思っていて、例えば嵐がパーソナリティなら、5人がそれぞれ地方に飛んで握手して募金集めてくるとかでいいんじゃない？とか思ってたけど。
今日、カネチが元気に走ってるの見て、誰かに走らせといて、ネットの投げ銭システムでじゃんじゃん募金させるとかいいかも、とか思ってる。

とは言え、パラリンピックと同じく、がんばってる障害者に泣かされ、自分を戒め、これもまたすぐ忘れるんだけど。

難病と戦ってるアントニオ猪木と、脳梗塞後遺症でラストのサライを歌う加山雄三を見た後に
100キロ走ってキラキラとゴールするカネチを見たあと、我が家はみんな、「若いってやっぱいいねぇ。」という感想でおわったのでした。

鬼滅の刃で煉獄さんが
老いることも、死ぬことも、人間の素晴らしさ、的なことを言ったけど

やっぱ、若いってすごいんだな。
若い時には、分からなかった。
残りの人生の中では、いつも、今日が1番若いのだが。