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一隅を照らす。
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忙しくなってきました。
体もきついが、メンタルがきついかな。
いろいろ決めないと、ぼやぼやしていられないのです。

今日は部屋を片付けながら、「獣の奏者」を聞いてきました。上橋菜穂子さんのファンタジー小説です。
これまで、ミステリー小説を中心に聞いていましたが、1月に1ヶ月かかって「鹿の王」1〜4巻まで聞いた事で、上橋さんの作品にハマりました。
鹿の王は、登場人物が多く、名前、民族名、国名などじゃんじゃん出てくるし、2人の主人公を中心に場面もコロコロ切り替わるので、聞くだけで理解するのは大変でした。
しかし、後半に向けてどんどん面白くなり、毎日はらはらしてました。

で、鹿の王を聴き終わったあと、あまりに壮大な世界で少しつかれたので、畠中恵さんの、「うそうそ」(しゃばけシリーズ5作目?)を聴きましたが、慣れた若旦那のふわっとしたストーリーに、物足りなさを感じ、自己啓発本なんかもっと聞いていられず、上橋さんの作品にもどり、また毎日、命の危機を感じながら通勤しているわけです。ミステリーと違って、相手は殺人犯ではなく、自然や、獣や、他民族などですが。

気分転換にはなります。ファンタジーって面白いんだな。イメージしてたファンタジーは、もっと楽しいものでしたが、命とは、生きるとは、たくさんの教えがあります。

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ご両親に感謝。
いつまでも、元気でいてください。
あなたも

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オーディブル6冊目、英国のミステリー作品です。作家の名前は、クレイグン、初めて聞いた名前でした。
正直、面白かったです。大好物です。
合計15時間くらいの作品を、1.5倍速で聞きました。それでも長かったけど、毎日先が気になって仕方がない作品でした。

英国にいくつもあるストーンサークルで、高齢男性が杭に縛られ、性器を切り取られて口に入れられたうえ、燃焼促進剤をかけられて火あぶりにされるという連続猟奇殺人事件が起きる。
被害者の遺体に休職中の刑事の名前「ワシントン・ポー」と、数字の「5」が刻まれていることに気づいた分析官、テディ・ブラッドショー

自分が5番目のターゲットになっていると知らされた、熱血漢でやりすぎ休職中の刑事ワシントン・ポーが、IQ200のおそらく発達障害に起因するコミュニケーション障害がある、若い女性分析官テディと組んで、連続殺人犯を追う。

というものです。

作品を通じて、発達ギフテッドのテディの成長が著しく、凄惨な殺人事件のスリルを和やかにしてくれます。ポーの相棒に成長していきます。
ポーも、皆にばかにされているテディの才能を尊重し、可能性をどんどんと引き出していきます。
すべての発達ちゃんにこんな出会いがあることを希望します。

犯人が分かり、謎はきれいに回収されました。
ポーの生い立ちにまで話が至りましたが、これは続編で回収されるのかも。
最後の最後に希望の光が差しました。
終わり方もよかったです。

あとがきを聞いていたら、著者のクレイグンは、保護観察官だったそうで
この、「ワシントン・ポー」はシリーズ化され、5作目までが作られ
イギリスではドラマ化されたとか

オーディブルでは、2作目も音声化されているので
そのうち聞こうと思います。

いい作品に出合いました。


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オーディブル3冊目、初めての長編小説です。
 私、特に小学生から中学生頃までは、あさるように小説を読み、映画(ビデオ)を見まくっていました。
 大人になってからあまり小説を読まないし、映画も見ない。小説や映画の心理的描写が精神的にしんどいと思うようになった。

 ま、そんなこんなで、以前オーディオブックで本を聞いていた時も、小説には手を出さず、実用書を主に聞いていたのだけど
 今回、「同志少女よ敵を撃て」っていう、本屋大賞を受賞した戦争小説に手を出したのだ。タイトルもだけど、表紙の少女のイラストもなかなかかわいい。
 聞き終わるまで、通勤時間、家事時間を使って約1週間、さっき、聞き終わりました。いやあ、しんどかった。という感想。
 面白くないという意味ではなく、途中でなんどか辞めたくなりました。
 
 第二次世界大戦時、ナチ党率いるドイツに攻め込まれたソ連、片田舎の村
 猟師の手伝いをしながら。将来は外交官になりたいと思い、モスクワの大学に進学が決まっている主人公の少女セラフィマ、幼馴染のミハエルにほのかな思いを寄せている
 村が突然ドイツ軍に襲われ、村人が皆殺しにされ、猟銃で応戦しようとした母を眼前で射殺され、自身も他の村の女性と同様に、いよいよ性暴力を受ける寸前に、ソ連軍に助けられるが、女性将校イリーナから「戦うか、死ぬか。どちらか選べ。」と言われ、村も、村人の遺体も、母の遺体も焼かれてしまう。
 母を射殺した射撃手と、そののちに女性将校イリーナを殺すことを生きる糧に、射撃の訓練を重ね、実践を重ね、ついに・・・
 といったストーリーです。

 それはもう、80年近く前の戦争の話なんだけど
 くしくも、今、ウクライナとロシアで起こっていることを想起させるし
 なんというか
 まだ、射撃訓練をしているときくらいまでは、物語として楽しめるけど、戦争に身を投じていく「普通」の人間が、人を殺すことや、戦地で女性を凌辱したり、金品を奪取することををいとわなくなっていく過程とか、敵を殺すことに高揚し、快楽を覚えていくこととか
 どんなに洗練された技術を磨いていても、ちょっとした感情のゆらぎで、あっという間に殺されてしまうところとか
 戦いに身を投じる女性は男性から疎まれ、女性からはさらに忌み嫌われる
 「戦争」によって、それにかかわる全員の人生が狂い
 どんなに思いがあっても簡単に死に、
 生きて戦争が終わったとしても、それが4年の出来事であったとしても
 その後の人生でもなかったことにしては生きられない
 非常に苦しい作品でした。

 この作品の中では、敵(ドイツ)も味方(ソ連)も状況は変わらず、村を焼くのも、子供を殺すのも、女性を凌辱したうえで殺すのにも、戦時ならではの大義名分がある。
 当時、世界中で、日本人も、戦時でなければそのようなことをするはずもない人が、ひどい行いをしたことがあっただろう。そして被害に遭った者だけでなく、加害をしたほうも、目撃したほうも、ひどい苦しみが続いたのかもしれない。

 セラフィマは外交官になりたかったし
 捕虜になったドイツ兵は、サッカー選手になりたかった
 戦争がなかったら、みなどんな人生だったのか。


 個人的な感想として
 ①ネタバレにならない程度に書きますと、最終盤で、セラフィマは規律違反を犯そうとする仲間を射殺するんだけど、あれは殺すまでの必要性はあっただろうか(威嚇射撃で違反を防ぐのではだめなのか・・・)その辺は、この作品の中ではちょっと納得いかないというか・・・
 ②作者は男性だと思うけど、男性の弱さも感じるこの作品を、男性はどう読むのか。女性が読む以上に不快なのかな。
 ③王道なのかもしれないけど、始まり方が鬼滅の刃とちょっと似てるよね。
  (炭次郎が、家族を失ってぼろぼろになっているところに、富岡義勇があらわれて、「生殺与奪の権を・・・!!」みたいなところが、セラフィマとイリーナみたい・・・)
 
 とにかく、夢に見るまではいきませんが
 面白い作品であったことだけは確かだと思います。
 毎日精神が戦争に行っていたので疲れました。
 夢をかなえるゾウ4を聞いていた時のほうが、楽だったな。余命3か月でも(苦笑)

 
 
 

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7月から9月まで、資格対策のためにYouTubeプレミアムを契約してたんだけど、試験が終わったから、解約しました。

んで、それ以前に契約していた、オーディオブックを(本の音声読み上げサービス?)再登録しようかなー、と思ったら
以前は月900円のサブスクだったのが、1080円に値上げ、、、
うーん、どうしようかな。
結構、サブスク対応の本が限定されてて、ちょっともの足りなかったのに、値上げされてる。

で、おそらく、聞く本サービスの最大手?Amazonのオーディブルを試してみることに。
月額1500円だけどキャンペーン期間中で無料期間が2ヶ月だったのも、決意のきっかけ。

で、9月下旬から主に通勤時間に聴いてるけど、なかなかいい。
とにかく聞ける本の種類が豊富!
先代圓楽さんや、歌丸さんの落語も聞ける。

「眠れないほど面白い吾妻鏡」を聞きながら帰宅し、帰宅後はYouTubeで、かしまし歴史チャンネルで、大河ドラマの解説やレビューをハシゴすると言ったかんじの数日を過ごしました。

仕事が忙しく、今日は本当に、腹立たしいことがあったけど、「夢をかなえるゾウ4」の主人公が余命と戦ってるから、一緒に残りの人生について考えながら帰ってきた。

次に読みたい本もあるし
普段は読まない本にも手を出してみたい。

今のところ、オーディブル、いい感じです。

YouTubeみたいに、完成されてないけど、ライブ感あるコンテンツの良さもあるけど
本は何度も推敲され完成された作品だから、そういったものの良さも感じます。

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