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一隅を照らす。
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 ・・・だんだん、ブログ書くテンションが続かなくなってきて、更新が遅くなりつつありますねえ~。
 画像をリサイズして、ブログにアップロードするのに、結構手間がかかるんです。

 つーことで、6日目。

 832b4cf1.jpeg                   
 イズミール出発
 
 エーゲ海から昇る朝日です。
 イズミールからベルガマ(ペルガモン)まで約100キロ/2時間




現地ガイドさんの話によると、イズミールは、美人がすごく多い地域。
しかし、イズミール美人は、昼前に起きて、エステや美容室に行き、旦那より遅く帰ってきて、家事はほとんどせず(ハウスキーパーさんがやる)夜中まで飲む。そして朝、旦那は奥さんを起こさないように猫のように音を立てずに仕事に行く、とか。

ガイドさんも、学生のときにそれは美しいイズミール美人とお付き合いして、3年間、せっせと尽くしたが、疲れ果てて破局したとか・・・
これまで聞いた、トルコの女性たちとは、またぜんぜん違うのである。こりゃまた極端、ほんとかよ。
だから、こんな朝日が昇るような早朝に、町をうろうろしているのは、男性かハウスキーパーさんとか、仕事をしている人であって、美人は起きていない。から、車窓からキョロキョロしても美人はみあたらないよってことでした。

トルコ建国の父、アタチュルクさんも、若いイズミール美人と結婚(再婚?)し、数年で破局。 イズミール美人との結婚生活がどんなに大変かを語ったとか、なんとか。
拝見できませんでしたが、女性の憧れですね、イズミール美人。


若干、その話題はガイドさんの八つ当たりではないのか?的な雰囲気を感じつつ、車はベルガマの、トルコ石アクセサリーのお店へ。
とっても綺麗な店舗、高級な感じですが、これまた店員全員が日本語ペラペラ

ベルガマは、金の採れるところで、トルコ石に金の細工のしてあるものや、プラチナなど、高価なものが多く、ちょっとしたお土産程度のものは全然なかった。いくつかみせてもらったけど、あの真っ青なターコイズブルーが、私の顔色にあまりあっていないような気がして、買わないつもりでいたけれど・・・
アンティークトルコという、深い地層から採れたトルコ石・・・なんというか、グリーンがややクリーム色みたいな、そんなトルコ石の小さいものに、一目ぼれ

日本語の上手な店員さん、店長さん、そしてわれらがガイドさんまでが私をはさんで、日本語での値段交渉が始まって、定価から、だいたい3割ちょっと安くなったのだ。

 たとえば、この店で店員との交渉が煮詰まっての、最終段階。ガイドさんと店長さんが出てきて
 店員「定価から外国人の消費税割引で〇円、さらに団体割引で〇円、日本円でこの値段です」
と、電卓で、トルコリラを円に変えた表示にて提示。
 シロクマ「・・・・う~ん」
 ガイドさん「お~、店長さん。この子はとっても若くて、まだ学生さんでお金がありません(←お金が無いはその通り、学生さんはハッタリ)、もう5000円まけて、この値段にしてください」
 店長さん「いやいや、困ります、私たちも商売あがったりです。」
 ガイドさん「いやいや、5000円引いたこの値段で決定です。でないとこの商品は買いません、わかりましたね、交渉は終了です!」
 店長さん「・・・わかりました、5000円引いて、〇円にします。ガイドさんには困りましたねえ・・・」
 シロクマ「・・・・。(5000円引いても私にとっちゃまだ高いのだが、もう買わないといった雰囲気ではなくなっているので固まっている)」

 このやりとり、オール日本語です。唯一の日本人である私が、一番喋っていないのはどういうことかしら・・・
 ・・・旅を通してつくづく、トルコの定価って一体何だ??って思うのだ。
そして、みんな商売上手なトルコ人劇団(旅行会社や、ガイドさんも含めて)に、外国でひとり担がれているだけではないのか・・・

そんな気分になりながらも、なんだかんだとても気に入って、記念に購入しました。
とりあえず、日本で買ったガイドブックにものってる、正規のお店らしいし・・・物の価値は私にはわからないから、値段に納得したらそれで良いかも。

ちなみにツアーメンバーは、私の倍以上するものが飛ぶように売れていた・・・ので
値段は、石の大きさもですが、どちらかというと金やプラチナ、銀の重さで決まっていたようで、石が立派であれば高いといったもんでもなかった。
こんなんで、ひとり異国でドキドキしている、普段買い物しなれない私なのでした。

ちなみに、安く売られているトルコ石は、アフリカ産のものが多く、細かい破片をくっつけたり、染色してあるものも多いそうで・・・何を信じればよいのか、う~ん。ほんとうか?ここで売りたいだけの話では・・・??

トルコでの買い物についてですが私にとっては結構ストレス。
値札がついていないことがほとんどで、相手が言ってくる値段のだいたい7掛けくらいまで値切って初めて購入せよといったかんじ。
だから、とても時間がかかる。ぱっと見て、ちょっと買うっていうのができない。してもいいけど、日本人はたいてい高く売りつけられるだろう。
だから、同じものを、同じ値段で強気な人はたくさんもらって、弱気な人はちょっとしかもらえない・・・
そして、なぜもっと値切らなかったのか、と周囲から怒られるのである
しかし、値切ったところで、トルコ商人のほうがまだまだ上手なのでは・・・??

「値切る」っていう文化が、基本無いので(関西発ツアーは強かろうなあ・・)
はっきりいって面倒、。けど、これもシルクロードやらなんやら、交易の盛んな長い歴史に基づいた商人文化なんだろう、日本は平和だ。品質も良いし。

なんだかよくわからないけれど、何も知らない私たちは、旅行会社と、ガイドさんの話「ここは、いい原料を使ったおいしいお菓子を売ってるよ」とか「ここはカードを使っても大丈夫な店だよ」「ここの店では買っちゃだめ」をとりあえず信じるしかないのである。
そこにいくばくかの利権が発生はしていようが、まあ、大きくだまされることはないのであろう・・・

そんな、ストレスといくらかの疑念を、今後、イスタンブールのバザールでの買い物まで旅行を通じたほとんどの買い物で感じたのでした。

ということで、文字ばっかりになりましたが、6日目後半へ続く!






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