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一隅を照らす。
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 旅行の4日目くらいに、添乗員さんからイスタンブールで当初予定していたホテルに泊まれなくなったとのお達しがありました。
 旅行の1ヶ月くらい前にも、その前に予定していたホテルから変更がありました、と聞いていたので、なんだかごちゃごちゃしていたみたいです。旅行会社の手配ミスということになり、おかげでイスタンブールでは、追加料金なしでもうワンランク上の★ビジネスクラスツアーが使うような、高級ホテルに変更になったんです!全員マルマラ海ビューのお部屋でしかもイスタンブールはこの旅初の2連泊!!
 バスの中で、テンションも超、アゲアゲ★★★★★ あんなにメンバーが一体になった瞬間はなかったのでは

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旧市街中心部、タクシム広場の前にある、ホテル マルマラ。窓からは、アジアサイドに、ブルーモスク、アヤソフィアなど、また、マルマラ海を挟んでヨーロッパサイドを眺めることができます
今までのホテルとは、調度品とか、洗面所やらクローゼットの美しさが違います・・・そして、最高に、朝食がおいしいのでした。ハチミツが特に・・・うっとり。




 ガイドブックによると、ツインのお部屋は370ユーロから、マルマラ海ビューのお部屋は30ユーロアップ。・・・ということは、このお部屋は、1泊400ユーロ≒48000円 に、2泊で・・・
 前泊の成田では、1泊5250円(朝食付き)のお部屋に泊まった私としては、ありえな~いランクアップなのでした。

 そんなセレブな宿でやっぱりひとり目を覚まし。イスタンブール2日目の観光なんです。
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f468d27e.jpeg グランド・バザール
 5000もの店がひしめきあう、巨大マーケット。まるで巨大な迷路のようです。中には交番もあるので、ちょっと安心。
前述のように、何を買うにも値段交渉!
 金のアクセサリーや宝石の店などもあり、想像していたバザールよりずっと「店舗」な感じです。






 この日も含めて、イスタンブールに入ってからは、ガイドさんと運転手さんの腕の見せ所って感じでした。ガイドさんは、もともとのスケジュールではなく、どんどんと組み替えて案内します。たとえば、午後になるとバザールは混むので、午前のうちに買い物をして、次のところへ・・・といった感じ。
 「今朝、豪華客船が港についていた、あの何百人という団体とぶつかったら大変なことです、それを避けて動きます」と。
 確かに、早朝豪華客船が着いてました。ホテルの窓から眺めていました。

 そして、運転手さんは、大型バスを旧市街の混雑した路上においておけないので、観光中はしばらく離れておき、ガイドさんの合図で私たちが到着と同時にバスをその場によせ、待ち時間なしに拾って(クラクションを鳴らされながら)スマートに次に移動・・・う~ん、プロフェッショナル!
 地味に、運転手さんすごいんだよね、トルコの広大な国土3000キロをひとりで運転しての、イスタンブールでの細かい職人芸に、職人好きの私としてはうっとりでした
 日本語がまったくわからない方だったので、挨拶くらいしかできなかったけど。

 そして、トプカプ宮殿へ
 15世紀にメフメット2世によって建てられ、約370年間にわたってオスマン・トルコ帝国の歴代スルタンが生活し、政務を執り行った場所。
 トプカプとは大砲の門、という意味

b338b329.jpeg27e90924.jpeg左)表敬の門
右)聖遺物の間入り口
ムハンマド(マホメット)の外套や剣などが展示されています。撮影禁止ですが、内部は目もくらむようなイズニックタイルで装飾されています。






宝物館には、世界で7番目に大きい86カラットの「スプーン職人のダイアモンド」
世界最大級のエメラルド3個が使われた、「トプカプの短剣」他、本物の宝石で飾られた、スルタンたちの財宝が展示されています。

しかし、ものすごい、人、人、人。何千人っているんじゃない??

次は、トプカプ宮殿のハレムです。ハレムは別料金で、ゆったりめのツアーでは観光に入っていますが、通常はカットされるようです。
ハレムはオスマン・トルコ帝国の宮廷の女性たちの居住区で、男性はスルタンと皇子、黒人の宦官以外は足を踏み入れることもできませんでした。

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 ↑真ん中の写真の、窓にかかる格子はやはり、女性たちが逃げ出さないためのものらしいです。
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 イズニックタイルや、ステンドグラスがとても美しい・・・
 ハレムの女性たちは1000人を超えることもあり、権力は、スルタンの母親が握っていたそうです。スルタンは女性たちの権力闘争や後継者問題などで、意外とウハウハなだけではなかったそうで・・・日本の大奥とそっくり。権力者は孤独なんですね。
 





 タイルやガラスもチューリップ柄ですが、外も、トルコの花チューリップが満開!
 というか、ギリギリ間に合った、もう終わりです!!ってとこ。


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 春の短いイスタンブール。チューリップが咲いているのは一年で2~3週間だそうで、ガイドさんは、私たちがイスタンブールに入るころにはとっくに散っているだろうとおもっていたらしいんだけど、寒の戻りや天候の悪さに助けられ、私たちをまっていてくれたのでした。

 ラッキー★なことが重なったこの旅行。
 ちょっとだけ、暗雲がたちこめる8日目②へ。


 

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