ワタシの住む、南国かごっまから、かなり遠い大分県。
先日、内山観音の千体薬師を見に行って
大分県が、九州の中でもかなり、古い寺社が残っていて
仏像エリアだということが判明。
高速道路を飛ばして、約400キロ。
国東半島のお寺巡りへ。
国東半島には、1300年の歴史を誇る宗教文化圏があります
国東半島六郷満山と呼ばれているもの。
満山というのは、山岳信仰で使われている言葉。山すべてが仏の浄域
「仁門上人」という、居るんだかいないんだか分からない人物が、28寺院を開基したと言われています。
●最初に行ったのは、瑠璃光寺
お話し好きな住職が待ち構えてくださっていて、もれなく説法してくださいます。途中からバスツアーの団体さんと一緒になってしまいました。
仏像は残念ながら撮影禁止です。極楽浄土と地獄の絵も見せてくださいました。
住職は『奥さんを大事にしなさい。』としきりにおっしゃってましたよ。
●両子寺(ふたごじ)
六郷満山の総持院として、全山を統括してきた。
この石造のある、護摩堂の中には、なかなかの形相の不動明王像が
大講堂本尊の阿弥陀如来、ここは撮影OKなの
奥ノ院本尊・・・十一面千手観音です。
ちょっと遠いですが、黄金に光っているようにも見えますね(たぶん、白っぽい造りにライトが当たっているんでしょう)
奥ノ院は崖に接して作られていて、建物の裏と崖のあいだには、こんな祈りのスペースがあります。
パワースポットの岩張もみじ
国宝 大堂は西国唯一の阿弥陀堂(九州最古の和様建築物)
本尊は、阿弥陀如来坐像、堂内には平安時代に描かれた壁画があります(さすがにボロボロ?)
●天念寺
お寺自体は無人で、音声案内が流れます。御朱印もセルフでどうぞってところは、これまで初めてです。(うまく書けるわけはありません)
近くに、鬼会の里という施設があり、国の重文になっている、阿弥陀如来立像が展示されています(好みです)
一度、埼玉県に売却されたものを、平成9年に買い戻し、平成15年に84年ぶりに天念寺に戻ってきたらしいです。
●川中不動尊
天念寺の前に流れる川にある巨岩に、不動三尊が刻まれている。
●長安寺
平安末期に作られた、太郎天童子と、脇侍のセイタカ童子、コンガラ童子像があります。白っぽい一木で作られた、美しい像です。
ピンポンを押したら、奥から鍵を持って出てきてくれたお坊さんが、蔵を開けてくれますが、夕方だったせいか、早く閉めて終わらせたいカンジ山々でした。
不動明王が姿を変えたものが、太郎天童子らしいです。
急遽、西南戦争の時に、薩摩軍が宿泊していたという家が資料館になっていたので立ち寄りました。
こんなかんじ。親切な受付兼解説員のおじさんが、西郷さんのことを熱く語ってくれます。
『西郷先生』とおっしゃるのに、またビックリ。
最近は、かごんま人でも少なくなりました。遠いところで慕って下さってありがとう。
ちなみに、私の母校は、西郷さんやら東郷平八郎やらの、出身地のあたりにございます。
それなのに、最近まで、何がどうすごいのか、よく分からなかったのです。
母校も、せっかくだから教えてくれりゃいいのにね。受験に関係ないことはしないとこだったけど。
ここは、薩摩軍が負けを確信して、薩摩に帰ることを決めた場所らしく
西郷さんは、ここで陸軍大臣の軍服や、その他の書類等を焼いたそうです。
薩摩軍の行程がよくわかりました。昔の人たちは、すごいです。
ちなみに、最近私は、大久保利通のほうに興味があります。
下級武士から、官僚の中の官僚に。どんな変化を遂げたのでしょう。
そして、弘法大師の巨像が、建物の上にたたずむ、今山大師・・・・
すでに夕暮れ。逆光なのが残念ですが。
内山観音も真言宗でしたが、さすが仏教界のカリスマ空海(弘法大師)九州にも幅を広げているのですねえ
そして、この旅のもう一つのメイン、西都市の『うなぎの入船』
閉店間際に滑り込みました
うなぎの価格高騰により、高嶺の花になってしまいましたが
なんと、今回奇跡の特上です。
人生で、めったにあることじゃない(笑)
おいしかったあ~~~
そして、ここは、ご汁がまた最高なんす。
シアワセでした・・・
大分、宮崎の強行軍。暑くて溶けそうでしたが、なんて充実。
京都や奈良のお寺さんしか、ほどんど行ったことがないのです。
今回は大分県の豊後大野市にある、内山観音に行って来ました。
鹿児島から大分は・・・めっちゃ遠いんですよ。マジで。
そんな内山観音。三十三間堂っぽいとのうわさ。
いや、バスでいったわけじゃないんですけど、めっちゃ便数は少ないです。1日5本くらいしかないようだ。車で行きましょう。
不動明王に備えてあるみかんの缶詰は年代物・・・
水子供養のお地蔵さんたち。
そもそも写真に撮っていいのかどうか疑問ですが
生まれ得なかった、育てられることのなかった命に合掌。
私が女として、産み育てることのできなかった命にも。(おろしたりしてませんよ。あしからず。)
この先には、聖徳太子像。
いよいよ、千体薬師へ
左側の約500体(((o(*゚▽゚*)o)))
中央の薬師如来坐像と日光、月光菩薩立像
月光は『がっこう』と読みます。豆知識。
右側の約500体\(//∇//)\
ベートーベンの第九演奏会での合唱団を思わせる見事な整列。
三十三間堂は1体がもう少し大きい?上に千手観音なので、幅をとってしょうがないですが
彼らは薬師如来で、体の幅に薬壺とせむい印(だったかな?)をしているので、本当にコンパクトにまとまっています
そして両サイドには仁王像。阿形吽形ですね。(あ・うん)
たいへん素晴らしいのですが、全体的に仏像の劣化が激しく、光背や手や薬壺が落下して足下に落ちていたり。・゜・(ノД`)・゜・。
修復してもらえないんすかね〜
三十三間堂の千体千手観音像は、一列ずつ修復にでてるよねぇ。
観覧有料にして、修復に回すことをオススメしたいです。
しかし遠かった、暑かった。
九州にもこんなとこがあるなんて、すごい〜。☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
これからも大切に保存してほしいです。
これだけの薬師に囲まれたせいか、多忙な上、不摂生、そして弾丸ツアーのの大分宮崎の直後とゆーのに、今日の採血の結果も良好でした。
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てげてげゆるゆるによろしゅう。
以前のブログでははにわと名乗っておりました。
短期間でかなりの美白&成長に成功した様子。